うさぎ

先週 新調したリビングのラグマットは

深いみどりいろで もふもふしていて

ねっころがるのにいい感じ

ここにうさぎを這わせてみたい

と この数日思うようになり


しかし ネットで販売してるのだな

先日、恵比寿でうさぎ販売の専門店もあった

椅子や ドアノブや マットまで

みんなうさぎにデザインされていた

それもなんか違う気が


うさぎに実力以上の神秘的な存在感を

望んでしまうのは 荷が重いことかしらん

彼ら的に


飼いたいのはやまやまでも

天から降ってくる的な 壮大な出会いを期待していたい

うさぎどし生まれとしては



クンデラ

「存在の耐えられない軽さ」を読み直したくなった。

高校生の頃、英語のH先生が授業の最後の日
なぜかその本の話をした。

その話を聞いて、何か感銘を受けた訳ではなかったけれど
40人ものオーディエンスの前で、自分の好きな本の話が思う存分できるのは
なんとも気持ちのいいことだろうなぁ、
いう点においてのみ、なぜかこころに残った。

それくらい、とても楽しそうにのびのびといきいきと
本から感じ取ったことを伝えていたのだ。

ミラン・クンデラの名前を見ると、H先生のことを
うっすらぼんやり思い出す。


当時は自分で読んでみても、話の勢いに飲まれて
消化はできていなかった。

大人になって、映画の方をみたのだか
トマシュのトマシュっぷりで大爆笑・・・。

そんなことでいいのか私の感性。

冒頭に戻る。



fさんのこと2

昨日は八百屋で買い物中にfさんとばったり会った

ばったり fさんはキャベツを買いに来たのだという

 1パック98円のふきのとうに心奪われていたようだが

 鮮度の点で明らかに見劣りがしたので

 それはどうかと諭したら諦めてくれた


いつも唐突にあって

唐突に話が始まる

お互いの会話が一方通行しあってるようで

噛み合わないようで

噛み合わないなりにコミュニケーション


fさんがはまっているというレシピを話してくれたのだが

うわのそらだったのか 記憶もまばら

そのレシピの延長で ごま油の話をしてたのだが

なぜか あたらしくできた洋服屋さんに行く事に

その辺りも なりゆきまかせで 気もそぞろ


そのお店でfさんは ノートを数冊買う

いつもノートと靴しか買わないのだという

ノートの配色にいたく感動しており

気に入った靴が足にあわずひどく落胆していた


私はfさんにすすめられた洋服をおとりおき

 fさんは人にさんざん試着をすすめるくせに

着た姿にはさほど興味をしめすことはなかった


Bさんのこと

Bさんは声がとてもおおきかった

そしてゆっくりなテンポ ひょうひょう

私にも、みんなにも、お年寄りにも、子供にも

犬にもやさしかった(多分猫にも)

忙しくなると ちょっとだけ機嫌が悪くなった気もする

そうでもなかったのかもしれないけど

いつも笑顔だけど ちょっとだけ悲しげにも見えた

そうでもなかったのかもしれないけど


Bさんは今はこのまちにいない

今日少し Bさんのことを ふとおもった


私以外にも ふとおもった人がいたら ちょっとうれしい






ランランラン

朝の空気を すって、はいて、すって、はいて

坂道のぼって、坂道おりて、平らな道も、どんどんすすむ

大きくリズミカルに、いっぽいっぽ、はずむ足どり

   からだのなかをめぐる血が

            朝のしんせんな空気でみたされる

たったそれだけの、ランランランのランニング


走り出す前は

 こんな急な坂登るなんて

 こんな距離走るなんて

というめんどくさい気持ちのかたまり


   ふみだすいっぽの積み重ねで

         いつのまにか超えられている

そんなことに、ふと気づく朝


今はモクレンの白いふくらみを、左右の景色に見やりながら

すって、はいて、すって、はいて

走る朝



リスのとおりみち

 ドドドドドッ

目の前で音がして、はっとPCから窓の外へ目を移すと

茶色いわさわさした毛のかたまりがよぎる

よぎった、消えた、一瞬のこと


もう今年で5年になる、鎌倉の山の方の生活で

いつからか、リスが家のテラスの端を生活路としていた


数年前は大家さん宅の夏みかんがターゲット

大きな実に果敢に挑み、どたどたと射落としていたものだ

その煩さに憤った大家さんにより、夏みかんの樹は伐採の憂き目に


その後の目当ては何ぞやかは分からぬものの

一日に一度は、人の存在気にせず家の前を高速移動

まぁ生活かかってるからね たくましい

一度、どこへ行くのやらとテラスから行方を目で追ってみると

樹を、屋根を、上手につたい、電線の上をつるつる進む

あっというまに見切れたものの、電線はしばらくわやんわやんと揺れていた

わやんわやん


かわいい顔して、やりたいようにやってて、そこそこしたたかもの

って、案外きらいじゃないのよね





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